日時 2022年8月31日
場所 酒田市民会館希望ホール
報告 文化委員会副委員長
渡士 奈央子
1日目の分科会にひきつづき、2日目の全大会も参加しました。
メイン会場は山形市総合スポーツセンターでしたが、私たちはサテライト会場にて、舞台上の大きなスクリーンに映し出されたメイン会場での様子を視聴しました。
山形の伝統文化を感じる歓迎アトラクション
松尾芭蕉の「奥の細道」にも詠われ、歌人・斎藤茂吉の出身地でもある山形。実際に行くまであまり知る機会がなかったのですが、山形は芸術や伝統文化あふれる土地でした。
歓迎アトラクションでは伝統文化のひとつである花笠踊や、県内出身のシンガーソングライター・朝倉さやさんによる民謡を披露していただきました。
山形の文化を、肌で感じることができました。
全体記念講演会・記念演奏会
演題 「一本のタクト」は、人のこころを豊かに幸せにするアイテム
ライブでしか味わえないお話と演奏をあなたに・・・
山形交響楽団芸術総監督である指揮者・飯森範親氏による講演と演奏を拝聴しました。
講演の中で、「感謝の気持ちは思っているだけでなく、口に出して伝えることが大切」というお話がありました。このお話はのちの演奏会のときに、深く納得しました。何十人もの演奏者が心をひとつにして、ひとつの曲を奏でます。その中心にあるのが「一本のタクト」です。
大会スローガンは「人とひとのつながりを体感しよう!」
ここでふと、大会スローガンを思い出しました。
演題にある「一本のタクト」は、「ありがとう」の言葉から生まれる信頼感ではないだろうかと思いました。飯森氏の日頃からの心がけや人柄が、演奏者との心をつないで、素晴らしい演奏を作り出しているのだと思いました。
オーケストラの演奏は1時間
曲目は耳なじみのある曲ばかりで、とても楽しめました。演奏に関しては、サテライト会場であったために、生で聞けなかったのが残念です。
ちなみに、講演会30分、演奏会1時間という予定時間ぴったりに終えられました。新年午前0時ぴったりに演奏を終える、ジルベスターコンサートを長年なさっていることから、時間ぴったりには自信があるとのことでした。